3. 21世紀土地改良区創造運動の概要
○活動内容の概要
水辺環境づくり
農業用水路のよりよい水辺環境を推進し、花と水と人のふれあい活動を通じ、水辺環境の啓発を図るものです。花、低木、水生植物植栽の実施についてはイベントとして実施しています。
- 花
- 橋の高欄やガードレールに花の苗を植えたハンギングバスケットを設置しています
- 低木
- 泥揚場を利用して、四季の花を楽しめる低木を植えます
- 水生植物
- 外来種は他地区にも悪い影響を与えるので、在来種だけを植えます
環境学習
都市化が進む高槻市にあって、地区内に農地が多く残されています。こうした立地を生かし、子供たちが田んぼや水路について学び、利活用するといった体験活動を通して、水稲栽培の成り立ち(条件)や農業施設、農業生産についての理解を深めるとともに、汗を流した後に得られる収穫の喜びを実感することで、豊かな心を醸成します。加えて、花を育て植栽活動の実践により環境学習活動を推進します。
また、子供たちと地域の人たちとのふれあいを通して、地域コミュニティづくりの推進を行います。
地域コミュニティ
<西面地区>
実施している3ヶ所の広場は、府営まちづくり水路整備事業によって整備されました。淀川右岸まちづくり水路協議会を設置、協議会と地元と一体となり、平成12年度から秋には緑化フェスタ、春にはチューリップフェスタを開催しています。
緑化フェスタでは花の苗の植栽、チューリップフェスタではチューリップの花の開花に合わせ、花の観察や写生大会、花の植栽が実施されています。
日常の草刈りは地元住民が中心となって行われています。
<玉島地区>
旧来の開水路を暗渠化し上部に遊歩道、せせらぎ水路をつくり、中低木を植栽し市民の憩いの場として利用されています。
平成16年、地域住民を中心として「花・水・木の会」が発足し花壇の手入れや日常的な清掃を行っています。
○運動の実施体制
水辺環境づくり : 南別府地区・別府地区・三島江地区
地区内水路周辺の地元自治会、実行組合を中心とした話し合いの中で具体的な取り組み内容を決めています。
参加メンバー
地元自治会代表・地元農業団体代表・大阪府・市・水土里ネットしんあん
環境学習 : 三箇牧小学校・味生小学校
小学校との連絡を密にしながら活動を進めていきます。
水路における体験学習の内容について、子供たちから提案してもらい、そのうち4つ程度の内容をテーマとして取り上げ、グループ活動により、環境学習を進めていきます。
地域コミュニティ : 西面地区・玉島地区
淀川右岸まちづくり水路協議会
○今後の展望
水土里ネット管理区域の都市化
- 地域と農の水辺環境とのふれあう機会の減少
- 用水路へのゴミ投棄などによる汚れの進行
- 草刈・清掃の要望が増える
農業水利施設の管理負担の増大
土地改良区運営の基盤強化
- 地域住民と長く持続できる地域活動を展開
- 地域住民と維持管理について役割分担を明確にする管理協定書の締結
- 地元の主要リーダーとなる人さがし・人づくり


